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November 11, 2005
〜長谷川歯科診療所編〜 第2回 移植の下準備
本日のメニュー■移植についての説明
▼右下5番について
▼左下6番について
▼今後のスケジュールについて
■口の中を診察
▼インレーを外す
▼シーリング
| Ako日記 11月8日 昨日初めて鶴木先生にお会いし、歯磨きの大切さを丁寧に御説明頂きました。1回5分以上の「~ながらブラッシング」で口の中の雑菌をなるべく増やさないように、とのことでしたがなかなか出来ることではないですね。今度は長谷川先生の治療日です。 |
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Doc.:スプリントの効果はいかがですか? Ako:顎の調子が随分よくなりました。口を開ける時に、「S」字になっていたのが、「く」の字になりました。 Doc.:鈴木先生と話し合って、右下の5番を左下の6番に移植するのがいいだろうということになりました。左下の6番を抜歯しますが、その理由は以前来院された時にAkoさんも仰っていましたが、この歯が不快でお気に召さないということですね。 Ako:ハイ。気持ちが悪いので抜歯してほしいです。 |
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■移植についての説明
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▼右下5番について
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| Doc.:まず右下5番を抜歯するにあたって、ただ抜くだけだと歯根膜を傷つける事が多いので、矯正装置をつけて何週間もの長い時間をかけて抜歯するようにします。歯は直接骨に埋まっていますが、さらに歯根は歯根膜に包まれています。この歯根膜の役割はだいたい3つ。噛み合わせの力に対するクッション、センサーの働き、骨を誘導することです。何週間もかけて、少しずつ矯正力を使って抜歯すると、歯根膜が長くのびながらついてきます。このように歯根膜が増殖した状態ですと抜歯しやすくなりますし、移植先では周囲の骨を誘導して移植の成功率が高くなります。 Doc.:通常は矯正力で抜歯するためのスペースを得るために歯冠部分を少し削りたいんですね。しかしAkoさんの場合は、幸い、というか、(笑い)金属(インレー)が入っています。それを取りますと5ミリぐらい削ったのと同じぐらいの高さになります。ただ、インレーを取りますと、神経までの距離がとても近くなりますので炎症を起こして痛みが出る可能性が高くなります。だから、神経を取った方がいいと思いますが、いかがですか? Ako:神経を取って、移植後に何か影響はないのでしょうか。 Doc.:歯の移植で大切なのは歯根膜をいかに傷つけずに大量に残すかということですね。歯の神経を残したまま移植をしても、後に歯の吸収が起こる場合があります。炎症性の吸収と言われていますが、その原因が神経だということでその時点で神経を取るということが多いんです。歯根膜さえあれば歯の神経があるか、ないかはあまり関係ありません。 Doc.:では、心配があるようでしたら、今日はインレーを取り外して、神経は残して痛みが出ないよう上の部分をシーリングしておきましょう。 Ako:はい。お願いします。 |
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| ▼左下6番について | |||
| Doc.:移植先の左下の6番は随分骨が減ってしまっていますので、こちらは抜歯後に骨を減らさない、できれば増生するような処置をしたいとおもいます。実際には抜歯と同時にスポンジ状のものを入れ、上からゴアテックスの膜を被せます。ただし、奥歯ですので膜を張るのは難しいかもしれません。 Ako:左下6番を抜歯して骨ができるのにどれくらいかかるんですか? Doc.:大体6ヶ月ぐらいです。 Ako:その間に両側の5番と7番の歯は、6番が抜けたところに倒れてきたりしないんですか? Doc.:抜歯の同日にコンポジットレジンでブリッジのような材料でつっかえ棒をして倒れてこないようにしますので大丈夫ですよ。 |
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| ▼今後のスケジュールについて |
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| Doc.:左下6番の方が骨の状態が落ち着くまでの時間がかかるので、先にしたいところですが、鶴木先生のところでする右上3番の埋伏歯の開窓手術と重ならないようにしたいですね。口の中に2箇所傷があると、やはりどんなに頑張れる人でも大変ですから。鶴木先生と相談して日程を決めますが、左下6番の抜歯を先にした方がいいでしょうね。今日は右下5番の下準備をします。 | |||
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| ■口の中を診察 | |||
| Doc.:ではお口の中を拝見させてください。 | |||
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<歯科専用の手術用の顕微鏡> | ||
| Doc.:このシステムのいいところは、患者さんもどういう処置をしているのか見られることです。8割ぐらいの方が見たくないと仰いますがね。(笑い)Akoさんは見ますか? Ako:見ます!見たい!↓こんな感じ |
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Doc.:歯みがきはまだゴシゴシやってますか?だいぶん減っていますね。電動歯ブラシを使われたらいかがですか?こんなに減らすことはないと思いますよ。 | ||
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| ▼インレーを外す | |||
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Doc.:では、麻酔をしてインレーを取りましょう。中身はむし歯になっているようですね。この麻酔は歯根膜だけに効く麻酔で、通常の1/4ぐらいの量で済みます。 | ||
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<むし歯チェック 数値26(ヴィーーーーンという音が鳴る)> Doc.:20以上の場合は直ちに治療が必要だということです。このシステムはむし歯の深さと方向を数値と音で表します。 |
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<むし歯のところだけを削ることができるレーザーで処置> <むし歯チェック 数値11(ヴイーーンという音が鳴る)> Doc.:この数値は10以下でOKという先生もいますが、2〜3まで減らさないと、という先生もいます。もう少しやりましょう。 |
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<レーザーで少し削る→むし歯チェック 数値3!(音は鳴らない!)> Doc.:他にもむし歯が多いですね。時間があれば治療した方がいいですね。 他の歯のむし歯チェックをすると・・・数値39!キャー! |
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| ▼シーリング | |||
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Doc.:では、シーリングしましょう。ラバーダム(ゴムのマスク)はしたことがありますか? Ako:??? Doc.:ばい菌は唾液の中にいますから、唾液と隔離した状態で治療をしないと意味がないんです。学校で保存の実習で最初に教わるのがラバーダムなんですよ。歯の神経の治療では絶対必要です。今日は神経の治療ではなく接着をするんですが、唾液が入ると接着強さが低下するので使います。 |
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| <レーザー照射面を一層削去する→接着剤を塗る→コンポジットレジンをつめる→少し上を削って形を整える> | |||
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| Doc.:これで前準備は終了です。3〜4ミリ低くなりましたから、この分ぐらいを引っ張り上げましょう。注射をしたところは刺し傷ですから、2〜3日は痛むかもしれませんし、冷水などにも敏感になるかもしれません。心配なことはありますか? Ako:今日の治療ではないんですが、他の歯のむし歯が心配です。 Doc.:そうですね。歯みがきをキッチリしていると、治ることはないけれど進まないんですがね。心配なら治療をした方がいいですね。それでは次回しましょうか。その後に鶴木先生の治療との時期を見て、左下6番の抜歯をしましょう。では、今日はこれでおしまいにしましょう。 Ako:ありがとうございました。 |
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次回の予約:2005/11/22 15時
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投稿者 shino : November 11, 2005 10:51 PM







