島田矯正歯科クリニック

院長:島田正
〒242-0007 神奈川県大和市中央林間5-7-8 アトモーエ中央林間2F
Phone:046-274-4000
小田急江ノ島線、東急田園都市線「中央林間」駅から歩いてすぐの島田矯正歯科クリニック。小田急線が開通した昭和4年当時、雑木林とすすきの原だったというこの地は、現在、どこにもその面影を残していない。そんな町の成長とともにクリニックを育ててきた島田正院長先生にお話を伺った。

― 中央林間で開業しようと思ったのは何故ですか

僕は新潟県十日町市の出身で、もともとこの町に接点はなかったんです。大学院修了後、田園都市線のたまプラーザ駅にある一般歯科で2年間勤務医として働いていて、その時取り引きのあった業者の人に相談したらここを紹介してくれたんです。

当時は田園都市線がつきみ野駅までしか運行していなかったけれど、もうすぐ中央林間まで延びる、そうすれば住宅も増えてにぎやかな町になるからというのでそうかなあと。(笑い)最初の頃は、患者さんは1人か2人。暇でねえ。本当にやっていけるのかなと不安になることもありましたね。(笑い)

― 矯正歯科医になろうと思ったきっかけは?

大学の学生時代は、補綴の教室に出入りして勉強させてもらっていました。卒業までに全科を回るんですが、その時に矯正の教室に懇切丁寧に教えてくれる先生がいたんです。それまで興味をもっていた補綴は歯を削って冠を入れるという細かい仕事であったのに対して、矯正というのは扱う範囲がもっと広くて、ヒトの成長をコントロールして、歯列全体や顎の位置関係を変えることができるんですね。長期間ひとりの人の成長過程を見ながら、その人に合った治療計画を立てて治療する、そんな矯正の大胆さに魅力を感じて大学院は歯科矯正学を選びました。

しかし、矯正治療というのは、やっていると段々とその難しさがわかってくるんですよ。すべてが楽しく面白く習得できるというわけにはいかない。極めるというところまでいくには、まだまだ勉強しなければならないことが沢山あって、患者さんの希望を叶えるために、もっといい方法がないか今も模索しています。

― 具体的には?

矯正治療というのは、長期間装置を着けるというのが常識になっていますね。そこのところは諦めるしかないと。しかし患者さんにそれを強いているということは、まだまだ矯正治療が完成されていないということです。

最近では、デーモンシステムやインプラント矯正を導入することによって治療期間が短縮できると言っている人もいます。前者は、ブラケットとワイヤの摩擦を少なくすることで歯をスムーズに動かす。後者はそれまで歯を固定源にして治療していたものをインプラントを打ってそれを固定源にするというものです。従来の方法ですと、歯を動かすときに固定源にしていた歯も動いてしまうことがあり、時間をロスすることがありましたが、インプラントを固定源にするとそれは動くことはない。つまり治療期間の短縮に繋がるというわけです。

他には、コルチコトミーと言う外科的な処置がありますね。ごく簡単に言いますと、歯の移動の障害になっている硬い骨に刻みを入れて、血流を促して歯の移動を助けるという方法です。ただ、これまでの矯正法とは違ったリスクもあるので、充分に技術を修得してから行うことが必要ですね。