治療に使う装置とテクニック
目立ちにくい矯正方法
裏側からの矯正治療
歯の裏側に装着して矯正治療をする装置(マルチリンガルブラケット) は、 1970年代には開発されていたと言われています。
裏側矯正、舌側矯正、見えない矯正等と言われるこの矯正治療法は、表側からの治療法とはまた違った技術が必要になるため、矯正歯科医のテクニック習熟度によって、特に仕上がりに違いが出る治療法といえるでしょう。
表側からの矯正治療を併用しての裏側矯正を手がける矯正歯科医が増えていますが、矯正歯科医のこれまでの症例数などを確認することをお勧めします。
熟練した技術を持つ矯正歯科医であれば、表側からの矯正治療と同レベルの治療が可能でしょう。
●こんな時どうぞ:表側に装置をつけるのに抵抗があるけれど、矯正治療がしたい場合
透明な矯正装置
矯正治療の装置で目に付くものとして、ブラケットと呼ばれる歯に固定された装置とそれをつなぐワイヤーが上げられます。
しかし最近では、金属性のものだけでなく、セラミックや樹脂を使った透明なブラケットや歯の色に合わせた白いワイヤーなどもあり、これらを使用した場合、以前の金属性のものと比べると大幅に目立たなくなっています。 多少費用がかかるといったことや、強度に不安があり破損の可能性はあるものの、機能的には金属性のものに近い性能を持ち治療期間、仕上がりにおいては通常の金属性のものと同水準の治療が行えます。
近年は、金属との選択を行える医院や、最初からこちらで治療を行う医院も増えています。
●こんな時どうぞ:きちんと仕上げたいが、見た目の点で金属性の装置には抵抗があるといった場合
インビザライン
1997年に開発された矯正装置で、現在、米国、カナダの矯正医の約7割がこのシステムを用いて治療を行なっています。
従来のブラケット、(ワイヤーを使用する矯正装置)と違い、装着していても外見上ほとんどわかりません。特に自分で脱着できる事が大きな特徴であり、食事も歯磨きもいつもどうりできる。従来の矯正装置がネックとなって治療に踏み切れなかった患者さんにとっては朗報といえるでしょう。
●こんな時どうぞ: 通常は装着していてもいいが、必要なときははずしたいといった場合