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2013年12月10日

Mちゃんの矯正治療 第八回 ~レベリング治療~

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本格的に矯正治療を始めたMちゃん。

これからは歯を動かすために少しずつ太いワイヤーに交換していきます。

今回は矯正治療中の歯磨きのやり方など、衛生士さんに教えてもらいます。








 

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今回はワイヤー交換のため、ひるま矯正歯科を訪れました。

毎月一回、通院をしてワイヤーを交換してもらいます。

歯をきれいに並べるため、まっすぐ生えていない歯のねじれをとる

「レベリング」から犬歯の遠心移動治療中です。

ひるま矯正歯科のレベリングについてはこちら





<ひるま矯正歯科にて>

ひるま先生(以下Dr):「こんにちは。どこか痛いところはないですか?」

Mちゃん(以下M):「ないです」

Dr「前回装置を変えてからどうでしたか?」

M「2、3日は痛かったですが、今は大丈夫です」

Dr「わかりました。引き続きワイヤーを太くして上の歯を抜歯した隙間に動かしていきますね。3ヵ月から半年に1回くらいですが、今後は磨き残しのチェックも行います」

まずは衛生士さんにワイヤーをはずしてもらったあと、ひるま先生に今日装着するワイヤーの形を調整してもらいます。

Dr「ワイヤーを付ける前に衛生士さんにクリーニングしてもらいます」

衛生士さん(以下DH):歯に装置が付いたので装置の裏側に磨き残しが増えていると思います。磨き残しを調べるので薬でうがいをしてください」


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磨き残しがわかる薬剤でうがいをするとMちゃんの歯の一部がピンクのような色になりました。

(※モニター内は以前に磨き残しチェックをしたときの画像です)






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DH
「鏡を見てください。歯に薬剤の色のついている箇所に磨き残しがあります」

M全然磨けてないですね・・・」






DH
「歯が動いてくると歯と歯の間に隙間ができてくるので歯茎の病気も心配しないといけません。隙間は歯茎と同じように見えますがこの隙間を磨きすぎると歯茎が下がってしまうんです」

DH「隙間を上手に磨くためにタフトブラシと歯間ブラシを使いましょう。まずはそれぞれ使ってみてください」

Mちゃんはタフトブラシ、歯間ブラシをそれぞれ試してみます。

DH「どっちがやりやすそうですか?」

M歯間ブラシです」

DH「わかりました。歯間ブラシはどっちの手に持っていても磨きやすいです。奥歯の隙間が広いところはタフトブラシを使ってください」

※左が歯間ブラシ、右がタフトブラシです。
  

DH:「左上の所は食べ物が残っていますね。あと下の歯の歯茎が上に上がってきているのですこしマッサージをして磨いてください。」


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DH
「では歯のクリーニングを行います」

衛生士さんに丁寧にクリーニングをしてもらいます。





歯磨き粉で磨いた後、フロスで歯の間を掃除してもらいます。磨き残しが無くなり、きれいになりました。

クリーニングが終わるとひるま先生にワイヤーを付けてもらいます。

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Dr
「下の周りがきついんですけど、がんばっていきましょう」

Mはい」





衛生士さんにワイヤーを固定してもらった後、ひるま先生からバンドの説明がありました。

Dr少し犬歯を下げたので奥歯が前にでています。犬歯を引っ張っている反作用で前歯が前に動いてしまうのです。これは今後の治療で治していきます」

Drバンドをアンカーにして、奥の歯を動かさずに歯を動かしていきますね。下の歯にきつい太めのワイヤーをつけました」

DH「最後に写真を撮ります」

撮影後、フッ素でうがいをして終了です。

DH歯磨きをする時はゆっくり時間をかけて磨いてください。歯ブラシは柔らかめが良いですよ。それではお疲れ様でした」

Mありがとうございました」

Mちゃんは少し痛みを感じるようですが、我慢できると笑顔を見せてくれました。

Mちゃんお疲れ様でした。

●●取材を終えて●●

歯を動かしていく、ということが具体的にわかってきました。ひるま先生の治療は患者の歯並びに合わせてワイヤーの形を調整し、歯列全体を少しずつ確実に動かしていくという繊細な技術によるものでした。私たちの歯並びは永久歯が生え揃ってからは大きく動く事はありません。動かないものを動かすため、痛みがあるということがわかりました。Mちゃんの治療はまだ始まったばかりなので、これからどのように歯が動いていくのか見守っていきたいと思います。

投稿者 Kanba : 2013年12月10日 17:55 : ひるま矯正歯科