[1117]ピングさんへ(お子さんの治療(外科手術)?)
□投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック
□投稿日/ 2003/09/29(Mon) 08:59:28
□URL/ www.koishikawa.com
<現状> 分析の結果は、下顎骨の過成長による反対咬合、今後下顎骨の活発な成長発育期が来ることが予想されるため、将来は下顎骨の手術が考えられるというストーリーでしょう。検査の結果ではそうなることが予測されます。誤りではないでしょう。しかしそのまま放置しておくわけには行きません。幸い、年齢が7歳ですから、上顎前方牽引装置(maxillary protractor:通称MPA)と呼ばれる大変よい装置があります。矯正専門医であれば誰でも知っている装置です。これは上顎骨の前方成長能力を促進するものです。お子さんの場合には、下顎の過度の成長、上顎は平均ということですが、この時期(7〜10歳ぐらいにかけて)にMPAとい装置を使用すますと、上顎骨が前方に大きくなり、同時に若干ですが下顎骨の成長を押さえる効果が期待されます。こうすると上下ともに過度の成長になり口元が突出するようなイメージがもいたれますが、活発な成長期(身体の男子で11〜13歳頃)をこえ、少なくとも多少上下の顎の前突が生じても、下顎骨の積極的な手術に移行する可能性は低下されると思われます。もし、上下の前突が著しければ、上下の歯を抜歯して、口元の突出は軽減されると思われます。キーは上顎前方牽引装置(じょうがくぜんぽうけんいんそうち)を使用することでしょう。 <ヘッドギアー?ではなくchin cap or mandibular retoractor)という装置です> この装置の効果については、どこまでの変化を生じさせたら効果があったというかというような判定基準が難しく、効果ありといわれる論文、なしという論文があります。さらに白人と日本人の顔の骨格の形態的な差異があるため、白人社会ではほとんど使用しないかも知れません。しかし、日本ではよく使用されています。 いずれにせよ、複数の矯正医に相談して下さい。
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[1121]Re[1]: ピングさんへ(お子さんの治療(外科手術)?)
□投稿者/ ピング
□投稿日/ 2003/09/29(Mon) 17:31:15
□URL/
早速のお返事をありがとうございました。上顎の発達促進の件ですが、その歯科医には、「上顎も発達させる方法もあるが、上顎は標準なのでそれをするとオラウータンのようになってしまうからやめたほうがいい」と言われたのです。でも、後悔先に立たずですよね。先生のおっしゃるとおり、他の矯正医もあたってみることにします。結果がわかりましたら、また報告いたします。お忙しい中本当にありがとうございました。
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