医師の資格
日本矯正歯科学会 認定医と指導医
日本矯正歯科学会の認定医制度では、矯正治療に関して適切で充分な学識と経験を有するものに「認定医」の資格が与えられる。
認定医の基準
- 引き続き5年以上日本矯正歯科学会の会員であること。
- 学会指定研修機関で5年以上の矯正歯科臨床経験があること。
- 学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する報告を発表し、認定医審査に合格したもの。
認定医の更新
- 認定医は5年ごとに認定の更新が必要。
- 認定期間の5年以内に所定の研修ポイントを獲得し、学会の認めた刊行物又は学術集会で矯正歯科臨床に関する報告を行う。
- 第3回目の更新からは、所定の研修ポイントのみが必要。
- 満65歳を過ぎた者は認定の更新を必要とせず、終身認定医となる。
指導医
認定医の育成、及び矯正歯科治療に対する指導的役を果たす資格。認定医であり、さらに12年以上矯正歯科診療に専従し、研修機関にて3年以上の教育研究にあたったものが「指導医」となる資格を持つ。
日本矯正歯科協会 認定医
日本矯正歯科協会は、公平かつ透明性のある矯正歯科医の認定を行うために日本矯正歯科医認定機構(The Japanese Board of Orthodontics,略称JBO)を設立し、2004年12月9日より、矯正臨床能力の認定審査を行っている。
認定医の基準
- 矯正専従医としての経験が5年以上あること。
- 100症例以上の矯正治療経験を持つこと。
- 治療実績の中から審査委員に指定された5症例につき臨床能力評価を受け、合格すること。
審査方式
- 症例審査
治験例100症例のリストを提出し、その中から審査委員が選択した5症例につき、治療前後が確認できる所定の資料を提出、矯正臨床能力の評価を行う。 - 口頭試問
指定された5症例につき、第三者委員(医師・一般歯科医など)を交えて口頭試問を行う。口頭試問では、申請者の臨床に対する姿勢などを総合的に評価する。