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December 18, 2007

~長谷川歯科診療所~ 第22回 口腔内の定期観察

本日のメニュー

■クリーニング

Doc.:先日、すずき先生(すずき矯正歯科)とお会いしたときに、左下ワイヤーをかけないように、お伝えしておきました。
Ako:左下というのは、一番奥の歯のことですよね?
Doc.:ええ。エムドゲインを入れた左下の一番奥です。レントゲンを見て、この前そのようにお話しいたしました。今のところ、ほかに異常はありませんか?
Ako:そうですね。

エムドゲインを入れた歯にはワイヤーがかけられない。それは、先生方に説明していただいて、わたしたちも理解している。でも、一番気になるのは、いつ移植歯にワイヤーがかけられるかということだ。前の診療で、長谷川先生は、もうワイヤーをかけても大丈夫とおっしゃってくださったが、すずき先生のご判断はまだもう少し様子をみようとのことだった。非対称のワイヤーよりも対称のワイヤーのほうがいいというふうにきけば、矯正治療をはじめて3年近くにもなるし、早く移植歯にもワイヤーをかけてもらいたいところなのだが……。

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Doc.:レントゲン撮影は、2007年6月に撮影したのが最後になりますが、移植歯も、もう大丈夫だと思います。
Ako:移植歯の上に、歯のかたちを乗せるのは、いつ頃になりますか?
Doc.:そうですね、いつでもいいですよ。
Ako:そのときは、型をとったりもするんでしょうか?
Doc.:ええ、一度歯を削らなければなりませんから。もう、これ以上歯が動かないのならば、被せてしまって大丈夫ですが、まだ、これから歯が動く可能性があるというのであれば、ワイヤーがはずれてからでもいいと思いますね。歯は、まだ動きますでしょ?
Ako:移植歯は、ワイヤーかけない……みたいなんですけど……。それに、下の歯は、まだまだ右に動かさなければいけないみたいです。
Doc.:そうですか。矯正はじめて、どれくらいになります?
Ako:そうですね、2~3年になるでしょうか。
Doc.:矯正治療は、長い期間かかる場合は、長いですからね……。

Doc.:さあ、拝見します。

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Doc.:下の歯がまだ動くとおっしゃっていましたし、上の歯もおそらく、幅の調整をすると思うんですね。ですから、移植歯の被せものをするのは、それが済んでからにしませんか?
Ako:はい。
Doc.:最初にかみ合わせの調整をしたときに、移植歯の頭の削ったところはカバーしてありますから、お手入れは別として、むき出しになっているからと虫歯になる状態ではないと思います。
Ako:はい、わかりました。

Doc.:今日はクリーニングいたしましょう。よろしいですか?
Ako:はい、よろしくお願いします。

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Doc.:矯正装置をつけられていると、ワイヤーより歯ぐき寄り、歯の付け根の部分がよく磨けないんですよ。こういうところ、わかりますね?

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上の歯ならワイヤーの線より上、下の歯ならワイヤーの線より下が磨きにくいとのこと。

Doc.:とくに、妊娠中、胃酸が逆流するつわりの時期と重なりますと、歯を磨きにくくなるので、歯ぐきが腫れることもあります。虫歯にもなりやすいですしね。
Ako:そうですね。
Doc.:これは、単に磨ききれていないだけのことですから、磨き方をちょっと工夫されれば大丈夫ですよ。ワイヤーがかかった状態で歯の付け根を磨くのは、なかなか難しいですけどね。今回、下の歯ぐきが少し出血していましたけれど、でも、よく保たれているほうです。複雑な装置が入っているのに、よく手入れされていますね。

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Doc.:今回、以前ついていた装置の接着材が残っていたので、除去しました。あと、色がついているのも、虫歯ではなく、着色ですから大丈夫ですよ。一度、おゆすぎください。

ユニットをおこして、うがい。

Doc.:薬剤を使って、出血したところをちょっと洗っておきましょう。使用するのは、消毒薬みたいなものです。お体には問題ありませんから、ご安心ください。

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Doc.:毛先が細い歯ブラシをお使いになったほうがよろしいですよ。下から差し込んで磨くようにしてください。こういったマッサージが大切です。
Ako:気持ちいいです(笑)
Doc.:腫れた歯肉は、1週間から10日で、すぐ治りますよ。ほかの箇所は、出血するわけでもありませんし、大丈夫だと思います。

薬剤を、歯肉が腫れていた前歯だけではなく、奥歯のほうまで塗布して終了。

Doc.:どうぞ、軽くおゆすぎください。
Ako:いいんですか?お薬をゆすいでしまうのがもったいない気がするんですけれど……(笑)
Doc.:では、そのままで(笑)。本当はこの薬剤、薄めて使うものなので、辛いんじゃないかと思うんですが……。特に、今、処置が必要なところはありません。移植歯の接着ははずれていますが、物理的には固定されていますから大丈夫です。矯正は別としまして、ほかにお気になるところはございますか?
Ako:いいえ、大丈夫です。
Doc.:特にご心配なことがなければ、これで終わりにしましょう。本当はレントゲン写真を、ずっと撮っていきたいんですけれどね。
Ako:どうでしょう? やっぱりレントゲンはダメなんでしょうか?
Doc.:いやぁ、やめておいたほうがいいです。必要なお薬は別として、薬やレントゲンはできるだけ……。
Ako:胎児が小さいうちは心配ですけど、もうここまで来たら……!ダメですか?
と、大きなお腹を見下ろすAkoさん。
「やってしまいましょうよ!」と言い出しかねない勢いに、先生のほうが、ストップをかける。
Doc.:いやぁ、やめておいてください。わたしのほうが心配です(笑)。レントゲンは、きちんとプロテクトするので安全だと思いますけれど、とにかくお腹のほうが大事ですから。それでは終わりにいたしましょう。
Ako:そうですか。ありがとうございました。







次回の予約:2007/2/12 10時

投稿者 shino : 11:43 PM | コメント (0)

December 07, 2007

〜すずき矯正歯科〜 第36回 ワイヤー交換

本日のメニュー

■プラーク除去
■ワイヤー調整
■ワイヤー装着




■AKO日記より■


11月9日 今日はすずき矯正歯科で受診したのですが、その後の昼食・夕食時に口内に違和感があり、夜見てみると左下3番のブラケットに掛けるゴムが付いていません。左下は移植歯の経過の関係もありワイヤーが3番までで終わっていて、それを押さえるゴムが無い為に、食事をするたびに<ビヨーン、ビヨーン>としなっていたのです。このままにしていると2番のゴムが外れる様な気がしたので、勝手に右下1番のゴムを取って代用。


11月12日 ブラケットのゴムがひとつ付いていなかった旨をすずき医院に電話でご連絡、送って頂くことに。


11月13日 朝、速達にて受け取ることができ、必死になって付ける。素人が簡単にはつけられないのですが、なんとか掛けられました。10分くらいかかったかしら。


11月16日 夜歯磨きの際、右上5番と6番の間にいつものように歯間ブラシを入れると、多めの出血がありました。


衛生士さん:お変わりはありませんか?
Ako:はい。

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衛生士さんが、ワイヤーをはずしてから、フロスで歯間を掃除してくれる。
本日は、ほかの患者さんの治療に時間がかかっているらしく、診察がはじまるまで、少し待つことになった。

■診察
Doc.:すいません。お待たせして。
ユニットを傾けながら、妊娠中のAkoさんを気遣って
Doc.:こんなに傾けても、お腹大丈夫ですか?
Ako:大丈夫です。どこまでも(笑)
Doc.:そうですか(笑)
妊婦さんのなかには、ユニットの角度がお腹に支えるという方もいらっしゃるとのこと。

Doc.:正中はだいぶ合ってきましたが、下の前歯を前にもっていきながら、下の歯全体を右側に動かす必要がありますね。……内側に倒れていた右下4番がよくなりましたね。やはり太いワイヤーを使えば、歯が動きにくくはなりますが、歯をたおさずにきれいに並びます。
Ako:最近は、あごの痛みも落ち着いてきています。
Doc.:それはよかったです。上の歯をもう少し前に出してもいいんですよね。でも、その分、下の歯も前に出さなければいけません。そんなふうに都合よくいくかは、わかりませんが……。

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■プラーク除去
Doc.:下の歯ぐきが下がる傾向にありますね。上の歯ぐきはそれほどでもないんだけど。
Ako:そうですか……。
Doc.:歯ぐきから血が出ているのがおかしいですね。
Ako:歯石が原因ですか?
Doc.:いいえ。歯石はついていませんよ。プラークがとりきれていないだけです。

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先生、歯ブラシと、先が鉤状になった金属製の器具をつかって、下の前歯を中心に歯垢(プラーク)をとってくださる。

■ワイヤー調整
<埋伏歯>
埋伏歯のブラケットに細いワイヤーを通す。
細いワイヤーは曲げにくいので、焼きなましをしてやわらかくしてから曲げる。

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<上顎>
ワイヤーを調整。上顎のスペースを、前歯を全体的に左にもっていく治療方針。

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Doc.:右の1・2番を前に出さないといけません。左上4番、歯が長いですね……どうしてこんなに長いんだろう?
咬合紙で右の前歯のかみ合わせをチェック。

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Cap.咬合紙は、するりと上下の歯の間をすりぬけてしまう
Doc.:少し、かみ合っていますか?
Ako:今は、ユニットがたおれているので、体を起こしているときとかみ合わせが違うような気がするんですが……。なんだか、上の歯のふくらみに当たっている気がします。
Doc.:ええ。 Akoさんの上の前歯は、かなり厚みがありますからね。

<下顎>
Ako:移植歯の矯正はどうなりますか?
Doc.:ワイヤーをかけることはできますが、積極的に動かしていいかどうか・・・。下の奥歯を前に動かさないといけませんね。
ワイヤー調節。
Doc.:あ、セラミックが少しずつ欠けてきていますね。

■ワイヤー装着
<上顎>
右2番から左を、左側にひっぱる。

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<下顎>
右1番、2番を右側にひっぱる。
Doc.:横に動かないと困りますね。右下4番にアクティブリゲーチャーを使いましょう。

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アクティブリゲーチャーは結紮線のような細い針金だが、針金の端にゴムがついているので、ひっぱる力を生じさせることができる。

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下顎のワイヤーを装着。切ったゴムを衛生士さんと連携して、手際よくかけていく。
最後に、鏡を見ながら、

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Doc.:はい、今日はこれでおしまいです。上下の真ん中は合ってきましたから、上下の前後関係が課題ですね。
Ako:ありがとうございました。






次回の予約:2008/1/25 10時30分



本日のお会計:4,500円



おみやげ:ゴム・歯ブラシ

投稿者 shino : 01:44 AM | コメント (0)