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November 25, 2008
〜すずき矯正歯科〜 第42回 ワイヤー交換・ブラケット装着・スプリング装着・埋伏歯の捻転矯正
本日のメニュー
■ブラケット装着■埋伏歯の捻転矯正
■ワイヤー交換
■スプリング装着
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■AKO日記より■ |
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今回は、埋伏歯の結さつ線がとれてしまったので、急いで予約を入れて受診。
衛生士さん:お変わりはありませんか?
Ako:せっかくそろってきた正中が、またズレてしまいました。

衛生士さん:随分ズレてしまいましたね。
Ako:……埋伏歯も反対の方向にネジれてしまいました。

前回糸でしばった埋伏歯がネジレをとりたい方向と反対に動いてしまい、ネジレがさらにひどくなった感じ。それと、右下1番のブラケットがとれてしまった。
■ブラケット装着
Doc.:まず、とれたブラケットをつけましょう。

右下1番のブラケット装着。高さを測りながら、位置を確認して微調整をおこなう。
■診察
Ako:合っていた正中がまたズレてしまいました……。それに埋伏歯も逆向いて曲がっていますけれど、もしかして、前回調整していただいたのが逆だったんじゃないかと不安です。今回、結さつ線がとれてしまったのは、それも関係しているんじゃないかと……。

Doc.:……今日はそういった状態を元に戻すように調整をおこなっていきましょう。
■ワイヤー交換
<下顎>


―どうして結さつ線を使うのですか?
Doc.:ブラケットにゴムで結ぶと滑りが悪いので、結さつ線を使うことで滑りをよくする意味合いがあります。また、スプリングの力がかかりますので、確実にワイヤーで全体を固定しないと、スプリングの力に歯列が影響を受けてしまいますから。

Doc.:はずれると前歯に力がかかってしまうので、絶対にはずれないように二重にして使います。
<上顎>

Doc.:上の歯を一体に固定しておく必要があります。上はそのまま、下の歯列を正中があうように調整していきます。今回は少しズレてしまいましたが、次回いらっしゃるときには、合っていると思いますよ。
■埋伏歯の捻転矯正

埋伏歯は後ろ側にも細いワイヤーをライターでなまして通して、そこに伸縮する糸を通して結ぶ。
4番のブラケットに糸をかける。
■スプリング装着
Ako:スプリングでうまくご飯が食べられません。舌の付け根の上にいったり下にいったりして、噛もうとすると、スプリングがクルッと回転して挟まってしまうんです。噛めないので、飲み込むような感じです。
Doc.:そんなふうになっちゃっているの? スプリングを噛んでしまうんですか?
Ako:いいえ、スプリングがくるくる回るんです。

Ako:今回つけていただいた感じが、前回の感触と違います。でも、下の歯に左側に向かって力がかかっているのを感じるんですが、前回みたいに下の歯並びが左にいってしまいませんか?
Doc.:正中は気になるかもしれませんが、右下奥のスペースを利用して調整しておくので大丈夫です。

Ako:今回はどういった調整をしてくださったんですか?
Doc.:下の歯を外に出すような調整をおこないました。
Ako:前よりも顎が斜めになってしまったように感じます。かみ合わせの高さが歪んでいるように思うんですが……。

Doc.:まずは歯の位置をきちんとなおしてから、最後にかみ合わせの調整をおこないます。Akoさんの場合、上の唇は曲がっていないので上の歯並びは正しいと診断できます。下の歯並びが問題ですね。現段階の課題は、犬歯のねじれをとること、それと歯並びの前後関係を調整することです。
Ako:今、どことどこの歯が合っていないんですか?
Doc.:正中と右上3番のねじれ、上下関係ですね。左下の歯が後ろにあるので、それも今後の課題です。左の奥はエムドゲインや移植の問題で動かせませんでしたから。上下が並ぶことだけではなくて、前後関係も同様に大切です。前後関係が合わない理由のひとつとして、上下の歯の大きさがアンバランスということがあります。その場合は、歯を削ったり、被せ物をしたりして調整をおこなう場合があります。
Ako:先が見えないと不安なのですが、いつぐらいに装置がとれるんでしょうか?
Doc.:現在、歯のあいだの残っているスペースが2~3ミリ。歯が月に1ミリ動くと考えて、2~3ヵ月でスペースが埋まります。
Ako:2~3ヵ月後には、装置がはずれますか?
Doc.:それはわかりません。スペースは埋まりますが、小さい歯を後方にもっていくよりも、大きい歯を土台の骨が狭い前方にもっていくほうが難しいんですね。前歯は後ろに下がりやすいですから、そういった性質を考えながら慎重に動かす必要があります。歯のスペースが埋まったら、次は噛み合わせも調整しなければなりません。
Ako:そうですか……。ありがとうございました。
Doc.:お大事になさってください。
次回予約:2008年12月26日 10:00~
本日のお会計:4,200円 |
本日の感想:上の息子の卒園式には矯正装置をはずして……と思っていたのですが、このままでは希望通りの期間で治療が終わりそうもないな、と残念です。
<ライターより>
体のことは、矯正の専門家であっても、断言はできない。
医師として誠実な気持ちがあるからこそ、先生は「いついつ矯正装置がはずれますよ」とおっしゃらない。
患者は、矯正治療をすると決めたときから、口の中に硬い針金を入れた状態で、人生のなかの数年を過ごさなければならない。喋りにくい、食べにくい、装置がはずかしい。人によって感じ方はそれぞれだろうけど、この不便を我慢できるのは、「矯正治療を受けてみよう」と決めたそのときに、自分の歯が美しく並ぶ日を強く思い描いたからに違いない。だからこそ、患者は先が見えないと不安になってしまうのだ。
歯を移植したり、埋伏歯をひっぱりだしたり、エムドゲインを入れたり……。
ツワリがきついときも、大きなお腹で虫歯が痛んだときも、がんばって治療と向き合ってきた。
Akoさんが噛み合わせの心配もなく、きれいな歯並びを手に入れる日は、そう遠くないはずだ。
投稿者 shino : November 25, 2008 10:28 PM