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2005年11月03日
国立と国分寺
夫・息子と国立へ行った。
今日は祝日、天気もいいので国立へ行くことにした。と言っても遊びにじゃなく仕事のロケハンに。だからぶらぶらするつもりは全くなかったのだけれど、国立の駅に降り立つとものすごい人出。なんとお祭りの日だったのだ。アッチャー。いろいろ回るつもりだったのに、のろのろと歩く人に埋もれてこちらものろのろ歩く羽目に。息子は目を輝かせて露店を覗き、マジレンジャーがどうのこうのと喋っている。お腹が空いても店は満員。もう帰ろうかという気にもなってくる。いやしかし今日回らなければもう日がないぞということで頑張って探した。一応なんとかアタリをつけたものの少し不安な私。夫・息子と分かれて一人で国分寺も回ってみることに。一人になって思い出した。国立には初めて来たわと思っていたが、もう十何年前にやっぱり一人で来たことがあった。
当時、熱狂的なRCサクセションのファンだった私は(今ももちろんファンだが、熱狂的、ではない気がする。年とっただけか)、わざわざ大阪から国立に来たのだった。何しに来たか。「多摩蘭坂」を見るためである。忌野清志郎が「多摩蘭坂を上りきる手前の坂の途中の家を借りて住んでる」と歌っているのである。これは行かなくちゃ!ってことで。詳しく調べもせずに、情報と言えば「国立と国分寺の間」のみ。今考えればとてもとてもムチャクチャな話であるが、若さとはすごいもんだ。来ましたね。とりあえず国立駅前の交番で聞いてみるも首を傾げられ、仕方なく国分寺方面へ歩いてみた。それから、何人の人に道を聞いたか。最後は親切なオッチャンに車に乗せてもらったぜ!そして多摩蘭坂は・・。かなり普通の坂でした。ゆるやかなね。坂沿いの石壁にファンがメッセージをいろいろ書いていたけど、私は無事来れただけで満足したのだった。今はもうこの石壁はないそうですね。そう聞くとちょっと残念。また行く気はなかったんだけどね。
投稿者 shino : 2005年11月03日 21:14