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    [137] Re[3]: すずきさんへ。その2-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ すずき -(2001/03/05(Mon) 10:52:27)
    □U R L/

      3月3日充分なインフォームドコンセントの上4番を抜歯していただきました.どうも有り難うございました.




    [134] Re[2]: すずきさんへ。その2-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ すずき -(2001/03/02(Fri) 15:21:39)
    □U R L/

      そういたします.有り難うございました.




    [133] Re[1]: すずきさんへ。その2-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/03/02(Fri) 11:31:03)
    □U R L/ http://www.koishikawa.com

      4番か5番か?:
       実際にエックス線写真、口の中の診査、下顎の運動状況など総合的に診察していませんので明確にアドバイスや判断することはできません。先生に再度、歯の健康状態、それぞれの歯の(この場合4番と5番)歯としての機能的な役割度などを説明して頂き、それらの説明に対するすずきさんの納得度から判定するのがよいのではないでしょうか?。先生にお任せする場合もこの健康度や機能度については再度お話を聞いておく方がようでしょう。
       治療途中の疑問や質問をしていますので、必要ならばメールして下さい。坦当医と協力して今の悩みが解決するようお祈りします。




    [132] Re[1]: すずきさんへ。チイさんのページからスキップ!-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ すずき -(2001/03/01(Thu) 14:42:42)
    □U R L/

      早速の回答有り難うございました.
      4番でなく5番が抜歯部位に選択される理由として歯の健康度をあげられましたが,私の場合いかがでしょうか.どちらも補綴処置が施されておりますが,違いは4番は3番との接触点に補綴処置がなく,5番は4番との接触点に補綴処置があるという点です.どちらも専門的に見れば同じ健康度とおっしゃるなら4番の抜歯に依存はないのですが...
      宜しくお願いいたします.




    [131] すずきさんへ。チイさんのページからスキップ!-

    ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2001/03/01(Thu) 11:16:57)
    □U R L/ http://www.koishikawa.com

      現在の症状?:
       上の両側1番が兔のようになっている。このことから推測されることは、上顎骨の過成長による前歯の突出、上顎骨は特に過成長でないが前歯の傾きが前の方に過度に傾いている、歯の生えてくる隙間が少なく上の歯並びが乱ぐい(重なり会ったりすている状態:専門用語で叢生そうせい)状態になりそのため上の両側の1番(中切歯ちゅうせっし)が前方に押し出され突出したようになっている、などです。すずきさんの記述が上の歯列(しれつ)に限定されているようですが下の歯列はどうですか?。といいますのも、今回の抜歯部位の悩みについては上下の状態(主にかみ合わせの状態、例えば出っ歯、受け口、乱ぐい歯だけの状態(上下の顎のお互いの位置関係には特に異常は見られない)、開咬(かいこう:咬むと奥歯だけがかみ合い、前歯は接触しない)など、これらの症状の違いによっても抜歯部位の選定は異なることがあります。

      坦当医から示された治療計画とすずきさんの意見について:
       4番の抜歯(4番:前から数えて4番目の歯:第一小臼歯(だいいちしょうきゅうし)、5番(第二小臼歯))が示されました。この抜歯部位は教科書的な、典型的な部位です。しかし、色々考えると5番目の抜歯のほうが御自身納得できると考えているわけですね。理由として4番目から7番目まですべて何らかの保存処置(今回の例では歯に人工的なかぶせものがなされているようです、補綴処置(ほてつしょち))がなされその状態の中で歯と歯の接合部(接触点せっしょくてん部)の具合の良いのが3番と4番とのことですね。他の接触点の部位は歯科用のフロス(デンタルフロス)がひっかかり何か変だという気持ちのようですが、坦当医側からするとフロスが引っ掛かるくらいに隣接し会う歯の接触状態が良好とも考えられます。もし、ひっかかりがきつくて嫌であるとすれば歯と歯の接触部の人工的な修復物を少し削りゆるやかにしてもらいことも可能ではないかと思います。したがって、フロスのとおり具合だけで抜歯部位を5番にするという考えは再考の余地があるのではなかろうかとも思えますが、いかがでしょうか?。坦当医と再度相談されるのが得策です。

      4番でなく5番が抜歯部位に選択されるような場合は?:
       1.個々の歯の健康度に差があるような場合。
       本来は4番のほうが適当と思われるが5番が虫歯、すでに神経をとってあるような状態、両者とも外側から見ると健康そうであるが歯の根の周りに病巣(根尖病巣こんせんびょうそう)があり、そのため5番を選択する(この場合は5番に根尖病巣があるとする)。
       2.歯の形態、位置異常に問題がある場合。
       通常の歯の形をしていないようないような場合(歯冠形態の異常、歯根形態の異常など)、歯の位置が本来の生えてくる位置から異常に離れており歯の移動をしても予後の安定性に疑問が残るような場合。
       3.治療計画上の問題
       抜歯部位は、それが上顎前突、下顎前突、開咬、顎変形症、口蓋裂、上下顎前突など、どの症状に関連した治療計画化で抜歯部位の選択が異なることがあります。
       以上のような状況の中で抜歯が選択されますのでこれもすずきさんが理解しておいたほうがよい知識です。

      でも色々考えて、5番を選択したい、ということについて:
       4番と5番は同じ歯の種類(仲間です)です。極端に歯(歯冠しかん)や根(歯根しこん)の形態に差がなければ、先生のいわれるように治療期間がその分だけ長引きますが、すずきさんの納得した形で治療をすすめるのがよいと思われます。今回得た知識を少し参考にして(本来はもっと解説しなければならないと思いますが)先生と相談して下さい。

      おわりに(抜歯をする矯正医は遅れている、新しい治療は抜歯しないなどという一部の主張、意見に対しての私見):
       この質問コーナーに何回も書いているのですが、ほとんどの矯正医はできることなら抜歯はしたくないと思っています。また、そのように努力していると思います。一部のホームページの意見として抜歯をしたから体調を崩した、あるいは抜歯をするのは変だ、おかしい、その治療は問題があるなどなど、の意見、主張、会話を見ます。このあたりの臨床的な証明はまだされていません。今後の研究成果を期待していますし、私自身もこの点については研究テーマとして調べています。
       でも患者さんにとっては迷ってしまう一因です。対策としては、相談先の先生の考えを確認したり、不安であれば複数の先生の意見を聞き、その後どうするかを決めるというようにして下さい。結局これが賢い矯正医のかかりかたとなるでしょう。また何かあればどうぞ。
       


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