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    [1808] Re[3]: 非抜歯について-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ kei -(2005/02/25(Fri) 16:33:16)
    □U R L/


      しばらくぶりのお返事になってしまいました。スミマセンm(__)m。
      先月からこちらで抜歯か非抜歯かでご相談させて頂いておりましたが、
      頂いた御意見や、他の矯正医を複数オピニオンしたのでその結果を参考に、
      やはりもう一度相談したいと、今月の調整日をカウンセリングに変更してもらい、
      先週行ってきました。
      1.今後先生の頭の中にある最終的なゴール(治療終了時)の形
      2.私の奥歯(第一大臼歯)の噛み合せ
      以上2点をたずねました。
      そして、下顎前歯が並んできた時期から
      ・下唇の下あたりがキューっと緊張して疲れるようになった
      ・その部分につい力が入ってしまう
      という感覚で気になるところも付け加えました。
      1時間半ほど他の症例(なぜか非抜歯失敗例→抜歯再治療、の症例ばかり・・・)
      なども見せてもらいながらお話をしたんですが、
      先生はこれまで私が訴えてきた事より、付け加えた下唇の下に力が入る事を
      気にされ、それは抜歯して隙間を作らないと解消しないですよ、と言われ、
      結果、4本抜歯となりました。
      なぜか先生は私は非抜歯希望と思っていたようです。
      聞かれたこともないし、抜きたくない!とは一言もいってないのに・・・。

      先生の診断が変わったので、万事解決と言いたいところなのですが、
      これまでのやりとりの中での受けた感想として、態度や言葉に
      私の心に大きく残るものがありまして、やはり転医を決めました。
      遠方からわざわざいらしてる患者さんや、
      他の先生で手におえない患者さんが転医してこられてるらしく、
      そんな話を聞くと、とても腕のある先生のような気がするんですが残念です。

      カウンセリングに出向くにあたり、色々調べましたが、
      所詮付け焼刃的な知織ですので、こういった質問コーナーがあるのは、
      有難く心強かったです。
      しかもとてもレスポンスが早く助かりました。
      幸いなことに、転医を受け入れてくれるお医者さんをみつけました。
      とても親身になってくださったオピニオンしてくださった先生です。
      今、担当医とは精算するための明細をお願い中です。
      金銭面でもとても痛いんですが、
      しかもこの10ヶ月が無駄になると思うと悲しいですが、
      心機一転、ゼロからになろうと頑張ります。
      まだ手元に明細もないですし、精密検査や撮ってきた写真などの資料を
      頂けるのか交渉してないですが、転医にむけてはようやく動き出しました。
      解決チェックします。
      ありがとうございました。




    [1766] Re[2]: 非抜歯について-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川 -(2005/01/26(Wed) 13:24:10)
    □U R L/

      <追加に対する追加>
      1.「歯の特徴のひとつに咬耗(こうもう)という現象があります。 」
      歯の噛み合せ部分以外に隣り合った左右も咬耗するんでしょうか?
       かみ合う上下に面(咬合面こうごうめん)に比べると少ない量ですがあります。

      2.この咬耗というものは、 健常な歯並びと噛み合わせがあれば誰にでも老化としてあるとすると、 その範囲内で今回歯を削って隙間を作ったとして、 矯正は終了しても、 元々持っていた歯より下顎前歯8本薄くなってしまい、 そこから自然に咬耗していくのですよね?それは、 歯並びがよくなっても8本の弱い歯を持つことになるのではないでしょうか?
      確かに歯を削るということはマイナスですが、矯正治療により新たに位置づけられた歯同士はその時点にいたるまでの間に咬耗こう申していたかもしれない量を想定して削ることになりますから、あくまでも過度にけずるというわけではないと思われます。無論削らないで治療を終えたほうがよいのですが。弱い歯になるかどうかは何を持って弱い歯と定義するかによります。削ることは確かにマイナスですがそれにより得られるプラス、例えば抜歯をしなくてすんだなど、を秤にかけての判断になるでしょう。先生は少し削っても抜歯をしないというプラスを選んだのでしょう。加えて、歯が弱くなるということは歯が歯としての機能を果たさなくなるまでの時間をかんがえてみると、これはその後の口腔内の健康度の管理の仕方などにより異なりますし、糖尿病などにかかればそれだけでも口腔内の健康度は低下することも考えられます。したがって、単独に歯を削るという行為とその後の歯の健康度の持続状態を直接的に論議することには無理があります。

      3.3本抜歯し、 残りの歯を大事にしていくという方法をとりたい、 というのは、
      素人的な考えでしょうか?
      厳しいですがそうでしょう。

      4.「非抜歯で治療を行い歯の移動距離を最小限で行うことも検討されるべきかと思われます。 」抜歯したとしたら歯肉が多少あがることもある、 と先日担当医に言われました。 が、 小石川先生の御意見だと、 抜歯によって退縮する場合もあるということですか?
       あります。理由は歯の移動に伴う周囲組織(歯肉、歯の根を支えている骨組織、歯と歯根を間にある歯根膜という組織など)が歯の移動についていけないような場合には歯肉は退縮することになります。一方歯の移動についてゆければ歯肉はあがるという変化を示します。この変化を歯の移動に先駆け読むことは難しく、それゆえ今の先生は少し歯を移動しそのあたりの変化をチェックしておきたかったのではないかと考えられます。

      5.「 先生はかなり慎重に治療を進めようとする考えがあるのだと推測されます。 意見の食い違いがあるようですので更なる話し合いをされるよう努めてください。 」2度、 私は3本抜歯してもいい旨を伝えてます。 そして担当医は、 抜歯するのは簡単だけど、 、 、 、 と言い、 話しているうちに、 2度とも、 1本抜歯、 下顎前歯を削る、 となってしまいます。 また相談しても平行線のような気がします。 それに、 初診の診断通り3本抜歯を強くお願いし、 その方法で了解を得たとしても、 担当医の判断した診断とは違うわけですから、 違う治療を、 担当医はどう思うのかな?と考えてしまいます。
       治療ゴールに向かって、どの道を選ぶかのような気がします。どちらの方法をとっても合格点以上の結果が得られるとすれば、先生は非抜歯を選択したと思いますが。患者さんの意向は意向としての判断であったように思います。したがって、他の先生の所での治療法の相違はあるかもしれませんね。

      6.相談をした事は、 もう既に担当医はあまりよく思ってないかもしれません。
      態度でわかります。 ちなみに、 セカンドオピニオンの先生は、 自分が精密検査をしたわけではないですが、 と前置きされ、 自分が治療をするならば、 というスタンスでご意見を下さいました。 (担当医の精密検査時の書面、 初回時に撮った口の中の写真と、 最近の写真、 直接私の歯をみてもらっての診断です)
      もう一度最初の診断通り、 3本抜歯でお願いしてみたら?と進められ、 今年になって担当医にもう一度相談したわけですが、 その結果、 やはり抜歯1本、 +8本削る、 と変わらない結果でしたので、 こちらにご相談に来た次第です。
      セカンドオピニオンの先生は「一番は前歯の噛み合わせが悪いことが気になる。
      抜歯、 非抜歯を問わず、 その噛み合わせが良くなればいいことで、 矯正治療で歯を削る場合の量は問題無い範囲である。 でも、 私の場合削りにくい歯の形をしているので心配である」と言ってました。 そして、 やはり精密検査の結果はまぎれもない事実であるので、 抜歯がベストとおっしゃったのです。
      これも難しいのですが、セカンドオピニオンをえた先生のベストが抜歯であるだけで、治療学的にそれがベストであったかどうかはわかりません。

      7.今回のセカンドオピニオン先を探す際、 わかったんですが、 転医理由に転居以外の理由は受付していない医院もありました。 ご相談のみ、 とのことでした。 まだ転医を決めたわけではないですが、 転医するにしてもまた問題がありそうで、 八方塞りな気持ちになっています。 。 。 ちなみに先生の病院では治療中の転医に応じていますか?いずれにしても、 サードオピニオンするのも一つの方法かもしれませんね。
      転医の受け入れはケースバイケースですね。3番目の相談者として公的病院などのい矯正科にでむくことも必要になるかもしれませんね。





    [1765] Re[1]: 非抜歯について-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ kei -(2005/01/25(Tue) 15:07:16)
    □U R L/


      丁寧なお返事、ありがとうございます。
      少量と言っても複数の歯を削る事は、やはり違和感があるのが今も正直な気持ちです。

      2. 「歯の特徴のひとつに咬耗(こうもう)という現象があります。」
      歯の噛み合せ部分以外に隣り合った左右も咬耗するんでしょうか?
      この咬耗というものは、健常な歯並びと噛み合わせがあれば誰にでも老化として
      あるとすると、その範囲内で今回歯を削って隙間を作ったとして、矯正は終了しても、
      元々持っていた歯より下顎前歯8本薄くなってしまい、
      そこから自然に咬耗していくのですよね?
      それは、歯並びがよくなっても8本の弱い歯を持つことになるのではないでしょうか?
      3本抜歯し、残りの歯を大事にしていくという方法をとりたい、というのは、
      素人的な考えでしょうか?

      3.「非抜歯で治療を行い歯の移動距離を最小限で行うことも検討されるべきかと思われます。」
      抜歯したとしたら歯肉が多少あがることもある、と先日担当医に言われました。
      が、小石川先生の御意見だと、抜歯によって退縮する場合もある、、ということですか?
      退縮する量については、数字についてはあくまで例と思っています。
      ちなみに私の年齢は35歳です。
      おそらく、犬歯部は10年以上前から退縮し始めたと思います。
      歯槽骨より4本の犬歯部分が少々前面にでているためだと思います。

      5.「治療を考える場合、 あくまでも基準値を考え検討してゆきますが、〜〜
      様々な要因を総合的に判断することが必要となり、〜〜〜計画には幅が存在します。」
      そうですね。確かに変わっていくこともあると思いますが、
      下顎前歯をムリに並べたため出来た前傾については、こちらにしてみると予想外のことでした。そして8本もの歯を削る、ということも・・・。
      今回の相談時に横顔の写真、口内写真を撮ってくれまして、
      PCに落とした画像を見ました。そう大差ないと言えばそうですが、
      私にとっては、歯並び噛み合わせと同じように見た目も大事です。
      唇の厚みが薄いので出っ張ってもEラインがかろうじて保てる感じですが、
      でもやはり下唇はぷくっとした口元に見えます。
      口元は以前の方がすっきりしていました。
      最近、下唇付近が疲れます。

      6.「 先生はかなり慎重に治療を進めようとする考えがあるのだと推測されます。
      意見の食い違いがあるようですので更なる話し合いをされるよう努めてください。」
      2度、私は3本抜歯してもいい旨を伝えてます。
      そして担当医は、抜歯するのは簡単だけど、、、、と言い、
      話しているうちに、2度とも、1本抜歯、下顎前歯を削る、となってしまいます。
      また相談しても平行線のような気がします。
      それに、初診の診断通り3本抜歯を強くお願いし、その方法で了解を得たとしても、
      担当医の判断した診断とは違うわけですから、
      違う治療を、担当医はどう思うのかな?と考えてしまいます。
      もし転医をしないのであらば、今後、治療が続く事を考えると、
      多少不服でも今回の診断結果に従うしかないのかな、とも思います。
      (要するに、しつこい!と思うと思うんです。)

      今の担当医の他の患者さんは私の様に、いろいろな疑問を聞いたり
      ご相談をしたり、、、という感じではないのです。いつ行っても静まりかえってます。
      仕切りがないですし、同じ時間帯に診察されているときにしか見聞きできませんし、
      私が診察台で上を向いて寝かされたまま待たされている時に察する限りですけど、
      先生にお任せ、といった雰囲気があります。
      しかも助手も常にいて、1人で通う患者側はなかなか質問もしにくいです。
      それでも私は聞いてきた方ですので、前回の改めてお時間を頂いた形で
      相談をした事は、もう既に担当医はあまりよく思ってないかもしれません。
      態度でわかります。

      ちなみに、セカンドオピニオンの先生は、
      自分が精密検査をしたわけではないですが、と前置きされ、
      自分が治療をするならば、というスタンスでご意見を下さいました。
      (担当医の精密検査時の書面、初回時に撮った口の中の写真と、
      最近の写真、直接私の歯をみてもらっての診断です)
      もう一度最初の診断通り、3本抜歯でお願いしてみたら?と進められ、
      今年になって担当医にもう一度相談したわけですが、
      その結果、やはり抜歯1本、+8本削る、と変わらない結果でしたので、
      こちらにご相談に来た次第です。
      セカンドオピニオンの先生は
      「一番は前歯の噛み合わせが悪いことが気になる。
      抜歯、非抜歯を問わず、その噛み合わせが良くなればいいことで、
      矯正治療で歯を削る場合の量は問題無い範囲である。
      でも、私の場合削りにくい歯の形をしているので心配である」と言ってました。
      そして、やはり精密検査の結果はまぎれもない事実であるので、抜歯がベストとおっしゃったのです。
      小石川先生の最後のコメントにある、
      「それでも無理ならやはり転医ということになるかもしれません。」についてですが、
      今回のセカンドオピニオン先を探す際、わかったんですが、
      転医理由に転居以外の理由は受付していない医院もありました。ご相談のみ、とのことでした。まだ転医を決めたわけではないですが、
      転医するにしてもまた問題がありそうで、八方塞りな気持ちになっています。。。
      ちなみに先生の病院では治療中の転医に応じていますか?
      いずれにしても、サードオピニオンするのも一つの方法かもしれませんね。

      たびたび長くなってしまい、すみませんでした。





    [1763] Re[1]: 非抜歯について-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川 -(2005/01/19(Wed) 14:16:05)
    □U R L/

      <抜歯、非抜歯どちらが適切なのか?>
      1.「上顎前歯の突出感を伴う上下前歯部の乱配歯列と上下前歯部での正中線の不一致と退縮および歯冠部の変色が認められた。 不正咬合を改善し歯肉退縮を予防するには、 上顎左側第1小臼歯、 右側上下第一小臼歯の三歯を抜歯する」
      ということでした。 歯茎の動きを見る、 ってことで、 抜歯をせず、 今に至ります。 たしかに歯はまっすぐになりました。 しかし、 特に下顎ですが前歯全部がそろったことにより、 植立角度の傾斜が少なく、 もともと、 Eラインでは下唇位置はひっこみ気味だったんですが、 今はEラインに重なる、 もしくは若干でてる感じです。 ひっこみ気味だったので、 今でもすごく出っ歯っている感じはしませんし、 口を閉じるのに力が入ってるわけではありませんが、 やはり元より出っ張ってしまったのは抵抗があります。
       歯の移動に伴う歯肉などの変化(例えば、歯肉退縮=歯肉が下がること)を診る必要のある方はいきなり抜歯をせず少し歯の移動を行ったり、あるいは抜歯による個々の歯の移動距離を少なくするため当初は日抜歯治療のような治療形態をとることは少なくありません。また歯の平均値としての角度から少し歯を前方に傾ける可能性が示唆されればいきなり抜歯という選択は取りにくいかもしれません。

      2.そして、 2ヶ月前くらいから治療方針が変わりました。
      先生が非抜歯で行けるかも!と言い出しました。
      そしてつい最近の話では、
      ・上顎左側第1小臼歯の抜歯
      ・下顎は前の8本の間を少し削って隙間を作り、 植立の角度を少し中に入れる
      ってことになりました。 8本の歯間を削る!には抵抗があり、 3本抜いたほうがいいんじゃないか?と調べて考えて悩んで言ったんですけど、 並んでいる歯同士でも摩擦というものが通常生活をしていてもあるらしく、 歯が弱くなるんではないか?と質問したら、 遠い将来(年とれば)誰でもすり減ってくる。 今回削るのはそれくらいのたいした量ではないので大丈夫ってことでした。 そして大人の歯は丈夫なのでエナメル質をちょっとくらい削っても変わらないってことでした。
       歯の配列のための隙間が非抜歯の方針で獲得されるようであれば、やはり多くの矯正医は非抜歯での治療を勧めるかもしれません。この中で抵抗を示した歯の幅を少し削ることに対しては、歯の特徴のひとつに咬耗(こうもう)という現象があります。先生はこの現象を例に挙げ、歯は本来隣り合った歯同士、または上下の咬み合う歯同士の少し歯の質が減るという範囲内で歯の幅を削り、その結果としてできた隙間を利用して歯の配列を考えていたように思えます。このような処置を行うことは珍しくはありません。このことと歯を抜歯して移動する個々の歯の移動量などを比較して、その先生は非抜歯を勧めているようです。

      3.歯肉退縮については10年で0.6ミリ下がる(?→たしか・・・)のが、 さらっと言われたので数字はうる覚えです。 30年で2.3ミリとか?)平均らしく、 それは年とれば老化現象としてほとんどの方がそうなるそうです。 なので、 現在非抜歯で前に突出した形で歯が並んでいますが、 歯肉退縮だけを見ると、 矯正前とたいして変わらないので、 (っていいますけど、 少しは下がってしまってるんですよ・・・)歯茎がついてきているし、 今後退縮してもそれはいつか老化現象していくので一緒とのことでした。 抜歯をすれば、 多少歯茎が上がるかもしれないけど、 歯を並べるのにそこまでの隙間がいらないそうです。 でも、 もともと私は上下の両犬歯の歯肉退縮がすごいので、 たまにお水も歯茎にしみます。 このまま下顎を非抜歯でいけば今後若いうちに退縮がひどくなるんじゃないかと不安に思ってしまいます。
       歯肉退縮現象は、先生がいわれるように加齢現象でも生じますし、歯の移動距離が長い場合など(成長期の患者さんと成人期(一般的には20歳以上)の患者さんでは変化は異なりますが)、すでに歯肉退縮が存在している方、重い歯周病の方、歯磨きの方法が過度の方、過度のダイエットなど、様々な要因が考えられます。ここですでに犬歯部に歯肉退縮が診られるということですと、非抜歯で治療を行い歯の移動距離を最小限で行うことも検討されるべきかと思われます。したがって抜歯したほうがプラスが大きかったのではないかといえば、?に思われる点も出てきます。加えて、歯肉が退縮する量を聞かれていますが、一般的な医療統計としてはそのような報告があるかもしれませんが、どのような統計資料を用い、一人の患者さんのデータを長期に追ったものか、あるいは単に10代、〜60代ぐらいの間のグループごとにまとめられ統計処理をしたものか、などによるデータの数値の解釈は異なります。したがって示されたデータを悪いほうに単純に考える前に、?であれば再度先生に質問することのほうが勧められることです。

      4.前回、 上下正中線の不一致について指摘したですが、 それが先生の記憶に強かったのか、 正中線を一致させたい、 というのがメインで矯正を決めたなら、 最初から矯正治療をお勧めしなかった、 と言われたので、 それよりも
      ・たくさんの歯を削るより、 3本抜歯してすむならそちらがいい
      ・前歯のかみ合わせが悪いのは非抜歯で治るのか
      ・下顎前歯(唇も)の出っ張りがきになる
      と、 もう一度言いなおして聞いてみたんですが、
      わからない人がいろいろ悩んでも仕方ない、 と言われてしまいました。そしてそのとき初めて言われたのは、 通常の人より、 上顎左側奥歯が手前にあるそうです。 それがどういう意味かわかりませんが。 。 。
       正中線のずれの原因が正中から左右に同じような名前の歯が存在するのですが(例:左右の犬歯)、その時左の奥歯が反対側の同じ名前の奥歯に比べ前に位置しているため正中線のずれが生じているということをいいたいと思いますが。

      5.最初の診断から非抜歯といってもらえれば、 なんの疑問も持たなかったのに、 デンタルIQが私にないので言いくるめられた気がして仕方ありません。 (言葉悪いですけど・・・)治療を進めていくにつれ、 診断が変化していくことがあるのかもしれませんが、 精密検査で測って出た診断で抜歯が必要なら、 歯茎がくっついてこようと、 抜歯がいいんじゃないでしょうか?
       治療を考える場合、あくまでも基準値を考え検討してゆきますが、ある方はすでに問題となる歯肉退縮が存在する、上下の唇の厚さが厚すぎて平均値の前歯の傾きにすると口元の突出感を改善できない、などなど治療を計画する場合、様々な要因を総合的に判断することが必要となり、数値からは抜歯であるが、非抜歯で治療を行う、とか開始は非抜歯治療で進め、あるチェックポイントを評価した後、抜歯に変更するかこのまま非抜歯で治療を進めるを決めるなど計画には幅が存在します。

      6.普通は患者側が非抜歯を希望して、 先生が抜歯と診断され悩む事が多いと思うので、 今回の私の場合反対の意見かもしれませんが、 先生も抜くのは簡だ、 と言いますけど、 こちらの過去ログにも、 抜歯診断を非抜歯診断に変えて、 そのため歯を削って隙間を作る、 のをあまり賛成されてないようですので、
      以上についてご意見いただきたく。 お願いいたします。
       抜歯をすることと歯を削り歯の大きさを許容範囲で小さくすることは、同じように重みのある処置と考えがちですが、明らかに安全策は歯の幅を小さくする方法で、それでも無理なようでしたら抜歯を選択するというほうが一般的でしょう。治療は薬と同じようにプラスとマイナスが同時に存在します。先生はかなり慎重に治療を進めようとする考えがあるのだと推測されます。意見の食い違いがあるようですので更なる話し合いをされるよう努めてください。

      7.そして、 つい先日知り合いになった矯正医にセカンドオピニオンをしてみてもらい、 その先生からは、 最初の抜歯3本の診断がベストと言われました。
       ベストというのはその先生の思いで、本当に総合評価をして現在の先生と臨床データや他の所見をもとに討論できるかといえば、これはかなり難しいのではないかと思います。知り合いの先生はその先生が治療をするならばという前提で抜歯がベストという会話は成り立ちますが、他の先生に向かい本当に抜歯がベストといえるかどうかは?です。批判ではありません。現実です。以上のことからひとつひとつの悩みを心を新たにして現在の担当医と話しをしてください。それでも無理ならやはり転医ということになるかもしれません。
       がんばって。
       






    [1761] 非抜歯について-

    ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ kei -(2005/01/17(Mon) 23:53:53)
    □U R L/

      はじめてこちらにきます。
      昨年の4月より矯正始め9ヶ月目に入りました。
      最初の精密検査(レントゲン)後の診断書には、
      「上顎前歯の突出感を伴う上下前歯部の乱配歯列と上下前歯部での正中線の不一致と退縮および歯冠部の変色が認められた。不正咬合を改善し歯肉退縮を予防するには、上顎左側第1小臼歯、右側上下第一小臼歯の三歯を抜歯する」
      ということでした。
      しかし、歯茎の動きを見る、ってことで、抜歯をせず、今に至ります。
      たしかに歯はまっすぐになりました。
      しかし、特に下顎ですが前歯全部がそろったことにより、植立角度の傾斜がすごく、もともと、Eラインでは下唇位置はひっこみ気味だったんですが、
      今はEラインに重なる、もしくは若干でてる感じです。
      ひっこみ気味だったので、今でもすごく出っ歯っている感じはしませんし、
      口を閉じるのに力が入ってるわけではありませんが、
      やはり元より出っ張ってしまったのは抵抗があります。

      そして、2ヶ月前くらいから治療方針が変わりました。
      先生が非抜歯で行けるかも!と言い出しました。
      そしてつい最近の話では、
      ・上顎左側第1小臼歯の抜歯
      ・下顎は前の8本の間を少し削って隙間を作り、植立の角度を少し中に入れる
      ってことになりました。
      8本の歯間を削る!には抵抗があり、3本抜いたほうがいいんじゃないか?と
      調べて考えて悩んで言ったんですけど、
      並んでいる歯同士でも摩擦というものが通常生活をしていてもあるらしく、
      歯が弱くなるんではないか?と質問したら、
      遠い将来(年とれば)誰でもすり減ってくる。今回削るのはそれくらいのたいした量ではないので大丈夫ってことでした。
      そして大人の歯は丈夫なのでエナメル質をちょっとくらい削っても変わらないってことでした。

      歯肉退縮については10年で0.6ミリ下がる(?→たしか・・・)のが、
      (さらっと言われたので数字はうる覚えです。30年で2.3ミリとか?)
      平均らしく、それは年とれば老化現象としてほとんどの方がそうなるそうです。
      なので、現在非抜歯で前に突出した形で歯が並んでいますが、
      歯肉退縮だけを見ると、矯正前とたいして変わらないので、
      (っていいますけど、少しは下がってしまってるんですよ・・・)
      歯茎がついてきているし、今後退縮してもそれはいつか老化現象していくので一緒とのことでした。
      抜歯をすれば、多少歯茎が上がるかもしれないけど、
      歯を並べるのにそこまでの隙間がいらないそうです。
      でも、もともと私は上下の両犬歯の歯肉退縮がすごいので、たまにお水も歯茎にしみます。
      このまま下顎を非抜歯でいけば今後若いうちに退縮がひどくなるんじゃないかと不安に思ってしまいます。

      前回、上下正中線の不一致について指摘したですが、
      それが先生の記憶に強かったのか、
      正中線を一致させたい、というのがメインで矯正を決めたなら、最初から矯正治療をお勧めしなかった、と言われたので、それよりも
      ・たくさんの歯を削るより、3本抜歯してすむならそちらがいい
      ・前歯のかみ合わせが悪いのは非抜歯で治るのか
      ・下顎前歯(唇も)の出っ張りがきになる
      と、もう一度言いなおして聞いてみたんですが、
      わからない人がいろいろ悩んでも仕方ない、と言われてしまいました。

      そしてそのとき初めて言われたのは、通常の人より、
      上顎左側奥歯が手前にあるそうです。
      それがどういう意味かわかりませんが。。。

      最初の診断から非抜歯といってもらえれば、なんの疑問も持たなかったのに、
      デンタルIQが私にないので言いくるめられた気がして仕方ありません。(言葉悪いですけど・・・)
      治療を進めていくにつれ、診断が変化していくことがあるのかもしれませんが、
      精密検査で測って出た診断で抜歯が必要なら、歯茎がくっついてこようと、抜歯がいいんじゃないでしょうか?

      普通は患者側が非抜歯を希望して、先生が抜歯と診断され悩む事が多いと思うので、今回の私の場合反対の意見かもしれませんが、
      先生も抜くのは簡単だ、と言いますけど、
      こちらの過去ログにも、抜歯診断を非抜歯診断に変えて、そのため歯を削って隙間を作る、のをあまり賛成されてないようですので、
      以上についてご意見いただきたく。お願いいたします。
      そして、つい先日知り合いになった矯正医にセカンドオピニオンをしてみてもらい、その先生からは、最初の抜歯3本の診断がベストと言われました。

      ちなみに担当医にはもうこれ以上意見等は言えない感じ・・・です。


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