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    [2513] 顎変形の手術を受けましたが・・・-

    ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ M子 -(2009/03/19(Thu) 17:30:43)
    □U R L/

      こんにちは、以前より先生の丁寧なご回答拝見しています。今日はとても気になることがあるので、投稿させて頂きます。

      叢生と軽い受け口・左への顎変移のため、外科手術併用での矯正治療を行っています。
      親知らずと上顎のみ小臼歯2本を抜歯しました。

      1ヶ月ほど前、約2年の術前矯正を終え、顎変形症を治す外科手術を受けました。顎は左より右に数ミリ多く動かしました。

      今は顎間固定も外れ、これから術後矯正なのですが、今は噛もうとすると右側の犬歯が強く当たってしまい、顎を1ミリほど左側へ少しずらさないと奥歯で噛めません。小臼歯も噛んでいません。

      ゴムをかけていると、顎をずらすと奥歯で噛めますが、ゴムを外してからしばらくすると、右の犬歯と左の前歯1番でしか噛めない状態です。

      術前の模型説明ではしっかりと奥歯で噛めるようになっていたので、手術失敗かととても落ち込んでいます。
      術後、顎間固定中はプレートを入れていたので、プレートを外してみて初めて、きちんと噛めないことに気付きました。

      術後矯正の調整で犬歯を当たらなくしたり、小臼歯の当たりを 強くしたり、奥歯でしっかり噛めるようにすることは出来るのでしょうか。

      上顎は抜歯したのでまだほの少しスペースがありますが、下顎は非抜歯なのでスペースはありません。

      矯正の先生は失敗とは言いませんでしたが、この状態を見て上の前歯を出さないといけないな、とおっしゃっていたのですが、せっかく抜歯して前歯を下げたのに、一度下げた前歯をまた出すことは簡単に出来るのでしょうか(スペースも閉じないといけないのに・・・)

      ゴムをかけると奥歯が当たるようになるので、ほんの少しのズレなのかもしれませんが、顎の手術はとても辛かったので、再手術なんてことになったら辛いです。

      術後に少しのズレがあるのは珍しいことではありませんか?

      担当医に「失敗なんですか?」と聞くのも躊躇われ、とても悩んでいます。

      何かアドバイス頂けると幸いです。




    [2514] Re[1]: 顎変形の手術を受けましたが・・・-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2009/03/24(Tue) 13:05:33)
    □U R L/

      <顎変形症の術後矯正での疑問?>
      1.今は噛もうとすると右側の犬歯が強く当たってしまい、顎を1ミリほど左側へ少しずらさないと奥歯で噛めません。小臼歯も噛んでいません。
      2.ゴムをかけていると、顎をずらすと奥歯で噛めますが、ゴムを外してからしばらくすると、右の犬歯と左の前歯1番でしか噛めない状態です。
      3.術前の模型説明ではしっかりと奥歯で噛めるようになっていたので、手術失敗かととても落ち込んでいます。
      4.術後、顎間固定中はプレートを入れていたので、プレートを外してみて初めて、きちんと噛めないことに気付きました。
      5.術後矯正の調整で犬歯を当たらなくしたり、小臼歯の当たりを 強くしたり、奥歯でしっかり噛めるようにすることは出来るのでしょうか。
      6.この状態を見て上の前歯を出さないといけないな、とおっしゃっていたのですが、せっかく抜歯して前歯を下げたのに、一度下げた前歯をまた出すことは簡単に出来るのでしょうか(スペースも閉じないといけないのに・・・)
      7.ゴムをかけると奥歯が当たるようになるので、ほんの少しのズレなのかもしれませんが、顎の手術はとても辛かったので、再手術なんてことになったら辛いです。
      8.術後に少しのズレがあるのは珍しいことではありませんか?

       以上の点について考えられるのは
      1.左右で骨切り量が異なっているため術後どうしても術前のかみ合わせに戻るような左右の筋肉の動きの差が生じている。これは骨は左右対称的になるように骨切りが実施されることで改善されますが骨に付いている筋肉(咬筋こうきん)の長さを左右対称的な長さにはしないため術後どうしても口を開ける、咬む動作のとき左右の筋肉の動きが異なり術前の説明(模型上や骨切り量のシュミレーション)とは異なる結果が生じることは少なくありません。このような状況を術前あるいは術直後に患者さんに説明しておけば不安な状況は軽減されていたとも思えます。
      2.一般的に左右の骨切り量がほぼ同一量であるとしますと術後の咬合関係の不安定さは特に珍しくはありません。術後矯正でこの不安定さを改善していけばよいことと思われます。
      3.上顎前歯を少し前方に位置づけることはあります。技術的にはさほど難しいテクニックではありません。
      4.うまくいかなかったかどうかは文面では分かりません。
      5.今後、気になることは先生に質問する癖をつけ、説明をして頂くことが安心して術後の矯正を終える近道と考えられます。

       以上を踏まえ引き続きの矯正が良好に終えることを祈ります。




    [2515] Re[2]: 顎変形の手術を受けましたが・・・-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ M子 -(2009/03/27(Fri) 17:39:37)
    □U R L/

      お返事ありがとうございます。

      次回担当医に会った際に気になっている点を
      色々聞いてみようと思います。

      先生のご意見、とても参考になりました。
      あまり心配しすぎなくても良いかな、と思いました。
      ありがとうございました。


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