文京(小石川)先生の「みんなの疑問Q&A」
回答にご協力頂いている先生のWEBサイトはこちら「小石川矯正歯科クリニック

ホームへ  □ 使い方  □ 最近の質問  □ 質問をする  □ 質問一覧  □ 質問全文表示  □ 検索
[ 最新質問及び返信フォームを質問トップへ ]
質問内容表示

    [491] 教えて下さい-

    ■親質問/質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ゆうか -(2002/05/10(Fri) 12:47:23)
    □U R L/

      はじめまして。私は、矯正をして今月で1年5ヶ月になり、歯並びは良くなってます。私の希望で歯を抜かないで治療を進めてきましたが、上の歯と下の歯の隙間が今のままだとこれ以上せばめる事が出来ないとのことで抜歯することになりました。そこで疑問なのが、親知らずが上と下に2本ずつ歯茎の中にあるのですが、抜歯するのは、親知らずではなく犬歯の隣の歯(奥歯側の)で上の歯の2本だけを抜くとの事でした。
      そうしますと、親知らずを除いて上の歯が12本で下の歯が14本となってしまうので噛み合わせや顎関節症など問題が生じるか教えて下さい。
      先生の話だと、上と下の本数が違っても大丈夫との事で抜歯する歯も親知らずだと時間がかかり下の歯の歯根が細いので負担がかかるとのことでした。
      また、通常のレントゲン写真を初めに診察した時の1度だけで治療してますが、何か専門的なレントゲン写真を途中経過で撮らなくてもいいのでしょうか。
      私的には、時間がかかっても高いお金をかけて治療してるので100%の治療をして欲しいのですが、初めに2年間期間がかかると言われ、その事をすごく重視しているみたいで、今回の件も歯を抜かないのならこの状態で治療し終了するしかないと言われ、先生に不信感を持ってしまいました。
      御忙しい中お手数かけますが、教えて下さい。宜しくお願い致します。




    [493] Re[1]: 教えて下さい-

    質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 小石川矯正歯科クリニック -(2002/05/11(Sat) 11:41:50)
    □U R L/ http://www.koishikawa.com

      <上下の歯の本数があわないが?顎関節症にならないか?>
       上下の顎骨の著しい前後的な位置の異常、上下的な位置の異常(顎の形の大きさや相互の位置的なバランスの不調和をいいますが)があると、抜歯処置を行いそれらの改善を図ることは少なくありません。心配な片側のみの抜歯処置も数多くあります。これらの考えは、患者さんからなるべく歯を抜かないで欲しい、あるいは先生自身がなるべく抜歯をしたくないといような考え方の背景があります。教科書的には上下の歯の本数が合っている方がよいとのことで上下の抜歯数は同じように処置されることが基本的ではありますが、臨床の現場では患者さんの意見をも重視し、結果的に片側の抜歯の治療で終了することもあります。
       さて、そのように上下の咬む本数があわないような処置で終了した場合、顎関節症のような状況に落ち入りやすいかというと、このことについては結論的なことはでていません。といいますのも、顎関節症の出現要員として、噛み合わせ、口を開き閉めしめする時に関係する筋肉群、下顎骨の形、生活習慣、食べ物などなど様々な要素が複雑にからみ合って出現することが少なくないからです。確かに咬み合わせの状況が悪いと顎関節症の出現頻度は高くなることが推測されますが、推測の域を脱しきれないこともまた事実です。
       結論的にいいますと、ゆかさんがいうように顎関節症は出現するかも知れないし、また出現しないかも知れないとおいことになります。
      <では、どうしたらよいか?>
       まず、時間がかかってもよいから、先生の考える一番よい方法を示して欲しい、その検討の中に親知らずの抜歯を含めて下さい(むろんゆうかさんの気持ち次第でもありますが)と先生が考えやすいようにお話をされたらどうでしょうか?。そうすれば、先生も時間的に考えやすく新たな提案をされるかもしれません。その提案された治療計画を良く聞いた方がようと思われます。しろうとで、提案された計画の判断がつかないということもあるかも知れませんが、そのようにたいおうされたらどうでしょうか?

      <レントゲン撮影について?>
       これは治療途中、必要に応じ行いますので、先生はそのような観点から2回目以降の撮影を行っていないのかもしれません。端的に、今の状態がどうなっているのかをレントゲンをとって説明していただけませんか?といわれたらどうでしょう。撮影後、新たな症状や治療の進み具合ももう少しハッキリするかもしれません。いわれたらどうでしょうか?。

      <おわりに>
       不信感という言葉、状況は治療にとってひとつもプラスになりません。とにかく疑問に思ったら質問する癖をつけることです。時間がないこともありますが、そのような時には次回に、今日質問したことを教えて下さい、というような接し方をすれば相互に信頼感が作られながらの治療が受けられるのではないでしょうか?。先生の方も患者さんに伝えておきたいことや、こうして欲しいと思うこともあるかも知れません。相互に話し合うことがとても大切と思います。




    [494] Re[1]: 教えて下さい-

    済! / 質問引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ ゆうか -(2002/05/11(Sat) 16:07:27)
    □U R L/

      いろいろと教えて頂きありがとうございます。矯正の知識や情報がなかなかないため、心配になりすぎてたのかも知れません。心配事がある時は、些細な事でも先生に質問するように心がけたいと思います。本当にありがとうございました。


    チェック質問を 削除キー/

この質問内容の全ページ数 / [0]

この質問に書きこむ
Name/
E-Mail/

└>このツリーのレス質問をメールで受信しますか? YES/ NO/
Title/
URL/
Comment/ 通常モード-> 図表モード-> (適当に改行を入れて下さい)
※投稿用Keyの欄に「 」と必ず入力してください
投稿用Key
済! BOX 解決したらチェックしてください!
削除キー/ (半角8文字以内) 


- Child Forum -