とりす歯科矯正
― 舌側からの治療はされていますか
これまでスタッフで2症例ほどやってみましたが、とてもじゃないけど治らないですね。細かい操作が絶対できない。表側からの治療とはすべて逆向きにやらないといけないので、手間がかかって大変です。それで表からやるほど治らないので、やる意味がない。裏からやっていて、よく治ってるなと思ったことは一度もないですね。舌側矯正というのは、以前アメリカで一度流行って、治らないからダメだとなった後、日本に入ってきたそうです。日本人が表側に装置を着けるのを恥ずかしがるという心理を利用しているとしか思えない。ダメなものはダメですね。
― インプラント矯正についてはいかがですか
必要だと思うけれども、誰に任せるかという判断が難しい。オペですからね。骨の吸収や感染という危険が伴うので、簡単に考えてはいけない。きちんとした意識と技術を持った人がやらないと大変なことになります。インプラントを扱っている歯周病専門医が最適だと思いますね。うちの場合は、連携して治療をしている歯周病専門医がいますから、彼に任せます。ただ、ヘッドギアを使うのがイヤだからインプラントを打ちましょうというのは間違いです。ヘッドギアの使用で治るのならわざわざインプラントを打つ必要はない。あくまでも異物を入れるということですから、生体は何らかの反応をする可能性があるということを考えるべきで、専門医と相談しながらどうしても必要であれば、ということですね。
― お休みの日は何をしていますか
なるだけ楽しむようにしています。お酒を飲むのが好きなんですが、お昼からちょっと飲んでみたり。みんな働いているのに、という罪悪感がいいんですね。(笑い)純米酒しか飲まないんだけど、あそこのが美味しいなとか言ってるのが楽しい。料理も好きなので、お酒に合うおつまみを作ってね。出汁とか特製醤油などの調味料を作りおきしてあるので、それをちょっと足したりして。市販の出汁なんかとは味が全然違う。すごく美味しいんですよ。
鳥巣先生の患者さんの症例ファイルには驚いた。診察ごとの記録がすべてきちんと整理されている。一回一回の診察を丁寧に大事にしていることが伝わってくる。与五沢先生の教えをいつも胸に、自分に厳しく反省と評価を繰り返し、知識を増やす努力をしている鳥巣先生。なんて素敵なんだろう。
そしてまた、料理がうまいというのも先生の魅力のひとつだ。しかもただ作るのではなく、自分流に創意工夫を重ねる。いつも適当に作った料理を家族に食べさせている私などは、思わず下を向いてしまった。出汁の取り方からナマコの食べ方見分け方まで教えていただき、矯正以外の面でも大変勉強になりました。本日はありがとうございました。 (05.2.24/とりす歯科矯正にて)