2006年04月05日

ミヒャエル・ハネケ映画祭

なんと!渋谷のユーロスペースで!

ミヒャエル・ハネケと言えば『ファニーゲーム』『ピアニスト』ですっかりやられてしまった監督だ。『ファニーゲーム』は酷かったなあこのブログにも書いたけど。酷いんだけど忘れられないまた観たいという映画。かなり好き。その!ハネケの映画祭とは!東京に住んでいて良かったなあと思うのはこんな時。大阪じゃあ観れないぜ!ヤッホー!

チラシを持ってきた夫と二人で、沸きに沸いて、DVDで観た『ピアニスト』以外全部見に行こうと話す。『セブンス コンチネント』『カフカの「城」』『ベニーズビデオ』『71フラグメンツ』の4本ね。3回券を買った方がいいねー3000円だし。4月15日からか、よしっなんて着々計画を練っていたら。

えええー!レ、レイトショー!?午後9時15分からって…。えええー!?コレって。子持ちは観るなってこと?両親も遠くに住んでいて、夜、子供の預け先がナイ私たち…。どこにでも連れて行って、最近はライブも大丈夫になってきたが…。さすがに大人の映画はねー。しかも4回なんて無理だ…。夫と私、交代でなら行けるが。はー。すっかり意気消沈。ちょっと、ゆっくり考えてみようと提案するも、解決策はあるのかどうか。ちょっと泣きそう。

投稿者 shino : 14:15 | コメント (0)

2005年11月20日

「ルル・オン・ザ・ブリッジ」

「ルル・オン・ザ・ブリッジ」(1998/監督:ポール・オースター)

最後のオチが、うーむ。わかりづらい、というか・・夢だったのか。ナゾも解けぬままだし。こういうのはスッキリせずイマイチですね。全体的な雰囲気はいいんだけど。ミラ・ソルヴィノはかわいいし。ミラ・ソルヴィノと言えば、私は宮沢りえに似てる!と思ったんだけど、夫は千堂あきほに似てる!と言っていた。ええ!そうかなあ。ハーヴェイ・カイテルは「スモーク」同様、ハマリ役でとてもよい。しかしミラとの恋愛には無理があるような・・。でも夢だし。って夢オチはすべてこう決着してしまうのでイヤだ。

投稿者 shino : 21:32 | コメント (0)

2005年11月09日

「失踪」

「失踪」(1993/ジョルジュ・シュルイツァー)アメリカ

昨日観た「消失」のアメリカリメイク版。何だか「消失」のラストがイマイチだったので、あまり観る気しなかったんだけど勢いで観た。ケーブルテレビでやってたし。ラスト、変わってました。でもこの方がイヤ。すっかりサイコになってたわ。アメリカらしいと言えばらしいんだけど。いいようにリメイクされてはおらんだろう、と最初から思っていたのでケッなんて思ってしまいました。えらそうですね、スミマセン。

投稿者 shino : 22:27 | コメント (0)

2005年11月08日

「消失 ザ・バニッシング」

「消失 ザ・バニッシング」(1988/監督:ジョルジュ・シュルイツァー)オランダ/フランス

うーん。惜しい!最後がなあ・・。結末に向けての過程はすごく面白かったんだけど、最後がなあ。私には不満だった。普通やん!って感じか。いや普通じゃないんだけどさ。突然消えた彼女を探して3年後、真相が明らかになるんだけど、彼女が生きてたら面白かったのに〜。飼われてんの。犯人に。そしてその目的が明かされる!なんていうと面白かったわ。アレ?これじゃ「オールドボーイ」か。あの映画が面白かったからかな。え〜これが結末なの〜!?とものすごく不満。ああ惜しい。

投稿者 shino : 22:04 | コメント (0)

2005年09月22日

「呪怨」

観たくなかったのに観てしまった。「呪怨」(2002/監督:清水崇)

恐い映画は観たくなかったのに、夫が観たい観たいとうるさいので観た。コワイよーとビクビクしながら観たのだが。あらら。ちっとも恐くないうえにつまらん。こんなんなの?後から調べてみるとビデオ版を先に観なきゃいけなかったのね。しかし何なんだろう。このつまらなさは。奥菜恵を主役におく意味があるのだろうか。いろんな人を襲っている伽椰子がなんでこんなに恨みを持つようになったのかがさっぱりわからない。そこをもっと深く掘り下げなきゃいけないんじゃないの?お化け屋敷のようにジャーンと大きな音とメイクしたお化けが次々に出てくるだけ…。ものすごーく期待はずれ。あれ?期待してたのか私。そして、ロケ地が微妙に近所なのがイヤだ。あああそこか、なんてわかっちゃうんだもん。まあもう観ないけどね。

投稿者 shino : 11:22 | コメント (0)

2005年09月08日

「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」

前作「クリムゾン・リバー」は結構面白かったので、2を観てみたら。

つまらん。観始めて少ししてから気づいたけど、ヴァンサン・カッセルは出ないのね。外されるならジャン・レノじゃないの?ジャン・レノのいつも同じのつまんなさそーな顔を見てるだけで、つまんなーい気分になってくるし。ヴァンサン・カッセルを見る気になっていたので、それだけであれれという感じだったわ。

関係ないけど、ヴァンサン・カッセルの奥さんってモニカ・ベルッチなんですね!好きなのに知らなかった…。ショック。この二人とこれまた大好きなロマーヌ・ボーランジェが出演している「アパートメント」がとても好きなんですよ私。ビデオを持っていて繰り返し観ているのに。なんかしらんがやられた!って気分です。モニカ・ベルッチは「アレックス」がすごかったですね。あ、これもヴァンサン・カッセルか。逆回し映画はあまり好きじゃないけどこれは逆回しで救われた映画です。時間軸通りだったら後味悪すぎだし、ストーリーは単純だからね。「アレックス」のことを考えていたら、ギャスパー・ノエ作品が観たくなったぞ。「カルネ」「カノン」もう一回観よう。

話が逸れたけど、「クリムゾン・リバー2」。修道僧たちの驚きの身のこなしに、「千葉真一か?」「絶対JACやな」とツッコミながら観ていた夫と私でした。そんなもん。

投稿者 shino : 23:48 | コメント (0)

2005年09月06日

「オールド・ボーイ」

今日の映画は「オールド・ボーイ」(2003/パク・チャヌク)。

なかなか面白かった!日本の漫画を韓国で映画化したものだけど、チェ・ミンシクうまいね。カン・ヘジョンはカワイイし。ラストは思ってもなかったので、あ!ヤバイ!ええ!まさか!とビックリしてしまった。そして、なるほどねえそういうことだったのかと納得。ただ、そうかあれはそうだったのかへえーなんて考えている間に丸くおさまっていたので最後の最後の印象はあまりなし。今度はマンガを読もうと探しているところ。

投稿者 shino : 23:27 | コメント (0)

2005年08月31日

「コラテラル」

DVD「コラテラル」(2004/監督:マイケル・マン)を借りてきた。

実は借りようかどうしようか相当悩んだ。なぜ悩んだのかというと、以前深夜テレビ「虎の門」-こちトラ自腹じゃ!-のコーナーで、井筒監督がこの作品をクソミソにけなしていたからだ。井筒監督の評価を100%信じている訳ではない。もちろん。でも、井筒監督の言うことって思わず納得してしまうんですよねー、なんか悔しいけど。

という訳でまあどんなかな、って感じで観ました。感想は・・「なんじゃこりゃ!」。もうつっこみどころ満載。気取りすぎのトム・クルーズは、それでもホントにプロの殺し屋なんか!!って大声で言いたくなるほど手際悪く、これまで殺し屋稼業を続けてこられたとは到底思えない。さらにトムの全力疾走は、絶対ウソやろ〜ってほど速くて笑えた。ジェイミー・フォックスは良かったけどね。大阪人の私としては、ツッコミに忙しかった、という感じかな。井筒監督を信じるべきだった。

投稿者 shino : 23:39 | コメント (0)

2005年08月28日

「サム・ガール」

昼から井の頭公園近くでバーベキュー。

その後酔っぱらって家に帰ると家族3人寝てしまった。7時から寝てしまったせいで、息子は12時半まで起きていたし、私と夫は1時半になっても寝られず。仕方ないなあというわけで、随分前にツタヤで買った中古ビデオ「サム・ガール」(1998/監督ロリー・ケリー)を観ることに。

なぜこのビデオを買ったかというと、ズバリ、ジュリエット・ルイスが出演しているから。もう私、ジュリエットが大好きなのですよ。キレまくってるメチャクチャな役が好き。『カリフォルニア』『トゥルー・ブルース』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『ストレンジ・デイズ』…ああもう一回ずつ観よう。

「サム・ガール」でした。これは主演のマリサ・リビシが脚本を書いたという作品で、ひとことで言うと男女の複雑な恋愛模様?といった感じか。ジュリエットの役どころは、毎日のように違う男とつき合う勝手気ままな女の子。久しぶりにこんな恋愛のみの映画を観たが、みんな他にやることないの?と思うほどの恋愛オンリー映画だった。まあ今日のような半分頭がモーローとした状態で観るには丁度いい軽さ。久しぶりにジュリエット・ルイスが観られてそれだけが満足。

投稿者 shino : 15:11 | コメント (0)

2005年08月27日

「トリコロールに燃えて」

今日のDVDは「トリコロールに燃えて」(2004/監督 ジョン・ダイガン)。

第二次世界大戦前後のパリが舞台。主演のシャーリーズ・セロンが奔放に生きる女性を演じるが、もうとってもキレイ!スペインの内戦から世界大戦、戦争がシャーリーズやペネロペ・クルスの人生に影響を与えていくのだけれど、それもわかりやすく描かれている。ナチス占領下のパリでのシャーリーズの行動、そしてその後…。

シャーリーズの演じるギルダのように奔放に思うままに生きる女性を見ると、ああ私もこういうふうに生きたいと思う。何にも執着せず自由にと。でもやっぱりギルダも最後はそうじゃなかった。大切なものを見つけそれを大事にしたいと思うようになっていた。どう生きるのが幸せなんだろうかと考えてしまう映画だった。ペネロペは相変わらず可愛いいし、この映画は好きです。ちょっと長いかなと思うけどね。

投稿者 shino : 23:53 | コメント (0)

2005年08月20日

「ファニーゲーム」

DVDで映画「ファニーゲーム」(ミヒャエル・ハネケ監督/1997/オーストリア)を観た。

なんて酷い映画。救いがなく後味悪く、心の落ち着けようがない。どうしよう。途中でもう観たくないやめようと思ったのは初めて。吐き気がしたのも。

子供ができてから、子供が殺される映画に敏感に反応するようになった。すぐ泣きそうになる。この映画でも子供はあっさり殺される。犯人の目的はというと、殺すまでのゲームを楽しみたいとそれだけ。どうやって心を落ち着けようかと、あそこで子供は殺されていて良かったのだその方が良かったのだ少なくともその先は知らずにすんだと無理矢理思うことにした。惨殺シーンはひとつも出てこないのにこの不快。本当に酷い映画だった。

投稿者 shino : 23:49 | コメント (0)